「商品は良いのに、価値が伝わらない」を解いたら、上場企業と行政に導入が決まった

「商品は良いのに、価値が伝わらない」を解いたら、上場企業と行政に導入が決まった

漫画LPという新規事業を、毎月受注が続く事業へ。年間ROI288%

新規事業が伸びない理由は、たいてい商品ではありません

新規事業の立ち上げで、こういう会話に覚えはないでしょうか。

  • 「商品は評価されるのに、なぜか決まらない」
  • 「たまに受注できるが、なぜ決まったのか説明できない」
  • 「刺さる提案は、あの人だけが作れる」

愛知・名古屋を拠点とする株式会社LOCは、商業漫画を活用した採用・広報コンテンツ「漫画LP」を新規事業として展開していました。表現としての強みは明確でした。

課題は、その強みを「成果に直結する提案」に落とし込めていないことでした。

「当初は、漫画という表現の強みを"成果に直結する提案"に落とし込む部分に課題がありました」 ——株式会社LOC 代表取締役社長 長谷川 喬敏 氏

支援後、同社が到達した地点です。

成果 内容
受注 支援開始以降、毎月1件以上の新規受注を継続
投資対効果 年間ROI288%(当社定義・当社集計)
導入先の拡張 上場企業および行政機関(環境省、地方自治体)への導入
組織 単発制作から、自走できる営業運用へ

プロジェクト概要

項目 内容
企業名 株式会社LOC
業種 情報通信業/広告代理業(求人広告代理・Web制作・漫画LP)
所在地 愛知県名古屋市西区
従業員数 1〜49名(10名)※出典:gBizINFO(経済産業省)/2026年3月時点
設立 2014年4月
支援対象の商材 漫画LP(商業漫画を活用した採用・広報コンテンツ)
支援内容 営業戦略設計/提案資料改善/商談設計の標準化/ナレッジ共有/導入先拡張支援
支援前の状況 ・漫画という表現の強みを「成果に直結する提案」に落とし込めていない
・提案が属人化し、勝ち筋が言語化されていない
・改善のサイクルが停滞しやすい
・案件ごとにゼロから提案を作っている
実施したこと ・業界別のターゲット設計と訴求軸の優先順位付け
・漫画LPの価値を、問い合わせ・応募などの成果指標へ接続
・提案資料テンプレート/商談スクリプト/見積提示の標準化
・導入先ごとの意思決定要件に合わせた提案の組み替え
・レビュー→改善→ナレッジ蓄積のサイクル構築
成果 毎月1件以上の新規受注を継続/年間ROI288%(当社定義・当社集計)/上場企業・行政機関(環境省、地方自治体)への導入

補足:同社は全省庁統一資格(物品の製造D/物品の販売D/役務の提供等D)を保有しています。(出典:gBizINFO/GEPS)


課題:勝負が決まるのは「制作品質」ではなく「伝達の設計」

採用・販促の成果を左右する要因は、媒体選定や制作品質から、「誰に、何を、どの順序で、どの指標で伝えるか」という伝達の設計へ移っています。

特に中小〜成長企業では、経営者や少数のメンバーが営業と採用の意思決定・実行を兼務します。その結果、

  • 提案が属人化する
  • 改善のサイクルが止まる
  • 勝ち筋が言語化されないまま、案件ごとにゼロから作る

という状態が起きやすくなります。

※参考:厚生労働省「一般職業紹介状況」によると、2025年11月の有効求人倍率(季節調整値)は1.18倍。求人が求職を上回る状況が続いており、採用領域の「伝わらない」は、そのまま機会損失になります。


実際にやったこと

「制作物を良くする」支援ではありません。クリエイティブを起点にした営業モデルを、設計・型・運用として作り直しました。

支援プロセス(4ステップ)

ステップ 内容
① 現状整理 商談・提案・受注データの棚卸し
② 勝ち筋設計 業界別の訴求軸/提案導線/KPI定義
③ 型の実装 提案資料テンプレート/商談スクリプト/見積提示の標準化
④ 運用定着 レビュー→改善→ナレッジ蓄積のサイクル構築

具体的な実施内容

  • ターゲット設計:業界別の課題整理、訴求軸の優先順位付け
  • 提案導線の設計:漫画LPの価値を、問い合わせ・応募といった成果指標へ接続
  • 提案資料の改善:提案ストーリー、比較軸、判断材料の整備
  • 商談設計の見直し:ヒアリング項目、提案順序、見積提示タイミングの標準化
  • ナレッジ共有と運用定着:勝ちパターンの蓄積と再現性の担保
  • 導入先拡張の支援:上場企業・行政機関向けの提案・導入プロセス支援

導入先ごとに、提案を組み替えた

民間企業と行政機関では、意思決定の要件が異なります。決裁の階層、必要な判断材料、比較の軸——すべて違います。

同じ提案書を使い回さず、導入先ごとの意思決定要件に合わせて提案と運用を組み替えたことが、上場企業・行政機関への導入につながりました。


成果

  • 支援開始以降、毎月1件以上の新規受注を継続的に獲得
  • 施策投資に対する年間ROI288%を達成(当社定義・当社集計)
  • 物流・製造・人材業界など、採用課題が顕在化しやすい領域で成果を積み上げ
  • 単発の制作に留めず、営業戦略設計・提案資料改善・ナレッジ共有を通じて自走できる運用を整備
  • 上場企業および行政機関(環境省、地方自治体)への導入に向けた提案・導入プロセス支援まで伴走

導入企業の声

「当初は、漫画という表現の強みを"成果に直結する提案"に落とし込む部分に課題がありました。

NSJAPANの支援では、ターゲット設計から提案資料、運用まで一体で整備できたことで、受注獲得の再現性が高まりました。導入先の意思決定要件に合わせた提案・導入プロセスの支援も得られた点が大きく、今後の事業拡大の土台になっています。

また、何より新規事業において行政と上場会社様に導入していただいたのは、本事業以外にも成果につながっており、本当に有難いと感じています」

——株式会社LOC 代表取締役社長 長谷川 喬敏 氏


NSJAPANの視点

新規事業は、良いサービスであっても"伝わり方"が設計されていないと、受注や採用が伸び悩みます。

本事例では漫画LPを起点にしつつ、営業戦略と提案の型、そして運用の再現性までを一体で実装しました。さらに、上場企業や行政のように意思決定要件が異なる導入先に合わせ、提案・導入プロセスも組み替えることで、導入先の拡張を進めました。

——株式会社NSJAPAN 代表取締役 内藤 脩平


この事例が参考になる企業

参考になる

  • 商品・サービスの評価は高いが、受注が安定しない新規事業を持っている
  • 提案の質が担当者によって大きく変わる
  • 大手企業や行政への導入を狙いたいが、提案の作り方がわからない
  • クリエイティブや制作を売っているが、単発案件から抜け出せない

別のアプローチを推奨

  • プロダクトそのものの市場適合性がまだ検証できていない
  • 制作クオリティの向上だけを求めている
  • すでに業界別の勝ち筋が言語化され、組織で共有されている

よくある質問

Q. 漫画LP以外の商材でも応用できますか。 A. 本事例の本質は漫画LPではなく、「商品の価値を、購買側の意思決定基準に翻訳する」プロセスにあります。無形商材・有形商材を問わず適用できる考え方です。

Q. 行政・大手企業への提案支援も含まれますか。 A. 本事例では、意思決定要件の異なる導入先に合わせて提案・導入プロセスを組み替える支援まで実施しています。対象や範囲は事業内容によって異なるため、個別にご相談ください。

Q. ROI288%はどのように算定していますか。 A. 当社定義・当社集計による年間の数値です。算定条件の詳細は個別相談時にご説明します。

Q. 10名規模の会社でも支援を受けられますか。 A. 本事例のLOC社は従業員10名規模です。組織の規模より、勝ち筋を言語化して型に落としたいという意思があるかどうかを重視しています。


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株式会社LOC

2014年4月設立。愛知・名古屋を拠点に「選択の自由」を企業と個人に届けるフルサービス型支援企業。求人広告代理、採用サイト・漫画LPなどのWeb制作、商業マンガを活用した採用・広報コンテンツを展開。マンガ求人サイト『マン天』も運営。 所在地:愛知県名古屋市西区 代表者:長谷川 喬敏 公式サイト:https://loc-kk.com/