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採用した仲間が働き続けられる会社へ。NSJAPANが定着の課題から始めた健康経営

採用した仲間が働き続けられる会社を目指し、NSJAPANが約2年にわたって取り組んできた健康経営。社食、社員参加の福利厚生・オフィス選び、女性の健康支援を通じた、職場の日常と定着の変化を紹介します。

読了時間:約6分
経営・人材
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NSJAPAN編集部

株式会社NSJAPAN メディア編集部

株式会社NSJAPANのメディア編集部です。一次情報と公式情報を優先し、スタートアップ・成長企業の経営者や事業責任者が判断と行動に使える記事を制作します。

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採用した仲間が働き続けられる会社へ。NSJAPANが定着の課題から始めた健康経営

新規事業を前に進めるには、顧客の反応を受け止め、何度も試し、改善を重ねるチームが必要です。私たちNSJAPANは、その現場に継続して関わってきました。

お客様の現場に入り、戦略設計から営業の実行まで伴走する中で、事業をつくる人が働き続けられる環境の大切さを実感してきました。一方、50名規模の自社では、採用難と入社後の離職、社内の会話の少なさに直面していました。

そこで約2年にわたり、社食の比較・導入、睡眠やコンディションを振り返るサービスの利用、社員が参加する福利厚生・オフィス選びに取り組んできました。新規事業と同じように、目の前の課題に対して実際に試し、使う人の反応を確かめてきたのです。

その間に、入社1年後の定着率は62%から87%へ、25ポイント向上しました。昼食をきっかけとした会話や、働く環境について社員同士が意見を交わす場面も増えています。

この定着率は健康経営だけの効果を切り分けた数字ではありません。それでも、何に悩み、何を変え、その後どのような変化があったかを、具体的な取り組みと数値の両方でお伝えできます。新規事業を支援する実務と、自社の組織づくり。その両方に向き合ってきたことが、NSJAPANが採用・定着と健康経営を語る理由です。

この記事では、社食や社員参加の環境づくり、女性の健康支援を通じて、採用した仲間が働き続けられる会社をどう目指してきたのかをお伝えします。

なぜ、NSJAPANが採用・定着と健康経営を語るのか

新規事業の立ち上げを、現場で継続して支援してきたから

NSJAPANは、お客様の現場に常駐し、新規事業の戦略設計から営業の実行まで支援してきました。例えば株式会社アントレ様の新規事業では、ターゲット設計、リード獲得、提案設計、商談プロセスを一体で整備。支援初月にBDR(新規顧客への開拓営業)経由で10件の有効アポイントを創出し、2ヶ月目に初受注、ARR(年間経常収益)580万円を実現した事例があります。

こうした事業づくりでは、顧客から得た情報をチームで共有し、次の提案へ反映する積み重ねが欠かせません。採用した仲間が離職すれば、現場で得た経験や育成した知見をチームに蓄積しにくくなります。自社の採用と定着の問題は、お客様の事業を支える体制にも関わる経営課題でした。

健康経営は、その課題を考える中で取り組んできたものです。採用された側、制度を使う側の毎日がどうなっているかを、自社の問題として見直しました。

仕事の成果に、会話とメンバーの状態が関わるから

新規事業では、顧客の反応を共有し、仮説や提案を見直す場面が続きます。そのとき、気軽に相談できる関係があるか、一人ひとりが仕事に向き合える状態かは、チームの動き方に関わります。

採用した人が在籍しているだけで、十分とは言えません。周りのメンバーを知り、相談し、力を発揮できる状態をつくる必要があります。

NSJAPANが健康経営を考える理由は、ここにあります。働く人のコンディションと、チームの関係づくりを、事業を支える環境として考えてきました。

導入して使い、反応を確かめてきたから

自社の健康経営では、約2年にわたり複数のサービスを比較し、実際に使ってきました。社食はOFFICE DE YASAI、オフィスグリコ、ダイオーズを試し、OFFICE DE YASAIは約2年継続。福利厚生やオフィス設備も、使うメンバー自身が話し合って選んでいます。

私たちがお伝えできるのは、導入した制度の一覧だけではありません。食事の選択肢を増やしたことで昼食が共通の話題になったこと、環境を選ぶ過程で意見を交わすようになったこと、そして取り組み前後で定着率が変化したこと。導入、利用、その後の変化まで、自社で経験してきた立場からお話しできます。

外部採用が増えたとき、入社後の関係づくりが課題になった

紹介で入社する人には、入社前から知っているメンバーがいることがあります。一方、外部メディアを通じて入社する人は、社内の人間関係を一からつくっていきます。

NSJAPANでも、採用経路が広がったことで、新しく入った人が周りのメンバーを知り、話しやすくなる時間が必要だと感じるようになりました。

当時の昼食は、それぞれがコンビニで買い、個別に済ませることがほとんどでした。業務上のやり取りはあっても、仕事を離れて会話するきっかけは多くありませんでした。

そこで考えたのが、オフィスで食事を選べるようにすることです。毎日使う場面があるものなら、自然に共通の話題が生まれるのではないか。最初の打ち手は、身近な食事の環境でした。

社食で、仕事以外の会話を始めるきっかけをつくる

オフィスのテーブルを囲むNSJAPANのメンバー
オフィスのテーブルを囲むNSJAPANのメンバー

NSJAPANでは、OFFICE DE YASAI、オフィスグリコ、ダイオーズのサービスを実際に利用してきました。中でもOFFICE DE YASAIは継続して利用しています。

実際に使ってみると、オフィスグリコはお菓子が好評で、ダイオーズは料理のボリュームや種類の豊富さが好評でした。OFFICE DE YASAIでは食事を選ぶ楽しさが生まれ、昼食そのものが共通の話題になりました。同じ「社食」でも、社員が喜ぶ点は異なっていたのです。

導入前は各自がコンビニで買い、個別に昼食を済ませることがほとんどでした。導入後は、オフィスで選べる食事ができ、仕事以外の話を始める接点が増えました。新しく入ったメンバーとも共通の話題を持てることに、私たちは意味を感じています。

もちろん、食事を一緒に取ることを全員に求める必要はありません。私たちが大切にしたいのは、話しかけたり、話題に加わったりできる機会が職場にあることです。

福利厚生を選ぶ時間も、チームづくりの時間になった

日本橋の新オフィスの執務スペース
日本橋の新オフィスの執務スペース

何を導入するかは、社内ミーティングでメンバーと話し合ってきました。

食べたいもの、使ってみたいサービス、オフィスに欲しい設備。自分たちが毎日使うものだからこそ、仕事の報告とは違う意見が出てきます。

その過程で、メンバーの好みや、普段気にしていることが分かるようになりました。2026年10月のオフィス移転でも、候補物件をメンバーと一緒に見て回り、みんなで選びました。ウォーキングマシンやディフューザーなどの設備にも投資し、社員の意見を実際の働く場所に反映しています。

また、フットサル、バレーボール、ボウリングなどのスポーツ大会も実施しました。普段は接点の少ないメンバーと話し、仕事中とは違う一面を知る機会になりました。

導入したサービスを使うことに加え、一緒に選んだり、別の場面で交流したりすることも、関係づくりにつながったと感じています。

女性の健康支援も、仲間が働き続けられる環境づくりの一つ

NSJAPANの女性メンバー
NSJAPANの女性メンバー

社食や交流の機会を整える一方で、働くメンバーが変われば、職場に必要な備えも変わります。NSJAPANでは、女性社員が加わったことをきっかけに、日々の環境を見直しました。

サニタリー用品を常備し、身近な備えを増やす

実施したことの一つが、オフィスへのサニタリー用品の常備です。必要なものが職場にもあるようにしたところ、女性社員から喜ばれました。新しい仲間を迎える際に、仕事内容とあわせて、毎日過ごす場所に何が必要かを考えた取り組みです。

この施策だけによる体調や定着率の改善を測ったわけではありません。社員から前向きな反応があったことを、働く人に合わせて環境を見直す手がかりとして受け止めています。

女性アスリートの競技と仕事を、業務の組み方で支える

NSJAPANには、競技を続けながら働く女性アスリートもいます。大会や遠征の予定に合わせて業務を組み、競技と仕事の両立を支えています。

これは女性固有の健康課題への対応とは別の取り組みですが、今いるメンバーが何を目指し、どのような条件で働いているかを踏まえて環境を整える点は共通しています。備品を用意することと、仕事の予定を調整することの両方から、働き続けられる環境を考えてきました。

使う人の声を聞き、無理なく続けられる運用を考える

これから取り組む企業では、「職場に何があると助かるか」という意見を聞くところから始められます。サニタリー用品なら、手に取りやすい置き場所や補充方法など、使い続けられる運用も検討したい点です。

意見を聞く際に、体調や個人的な事情まで詳しく話してもらう必要はありません。本人が話したい範囲を尊重しながら、必要な備えが届いているか、使いづらい点がないかを振り返る。こうした小さな見直しも、健康経営の取り組みとして考えられます。

入社1年後の定着率は62%から87%へ。数字と日常の変化を見る

約2年にわたって取り組みを重ねる中で、入社1年後の定着率は62%から87%へ変化しました。25ポイントの向上です。採用して終わりにせず、迎えた仲間と継続して働ける組織へ近づいたことを示す、私たちにとって重要な数字です。

この数値は、全社員の年間離職率や、採用人数、内定承諾率を示すものではありません。また、社食や特定の設備による効果を単独で測ったものでもありません。

数字とあわせて見ているのが、職場で起きた変化です。個別に済ませていた昼食は、社食を選び、話すきっかけに。会社から用意される福利厚生は、メンバーが希望や意見を伝えるテーマに。スポーツ大会は、普段接点の少ないメンバー同士が話す機会になりました。施策ごとに、日常のどの場面が変わったのかを具体的に捉えています。

また、MindScaleやACCELStarsを利用し、睡眠やコンディションを振り返る機会もつくってきました。日々の指標を見ながら、休み方や生活を見直し、自分がどのような状態で仕事に向き合っているかを考えるようになっています。定着率という組織の変化と、会話や自己理解という日常の変化。その両方が、取り組みを続ける理由です。

採用で伝える内容を、入社後の実態につなげる

これから採用と定着を見直す企業には、求人で紹介する働きやすさと、入社後の毎日を一緒に考えることをおすすめします。

例えば、「福利厚生が充実しています」とだけ伝えるよりも、どのような課題から導入し、社員がどう使っているのかを説明すると、入社後の過ごし方を想像しやすくなります。

NSJAPANの事例なら、社食の導入、福利厚生を選ぶミーティング、サニタリー用品の常備、競技と仕事の両立に向けた業務調整などを具体的に紹介できます。

ただし、それらが応募や入社の決め手になったと一律には言えません。候補者が何を重視したのかは、本人の声を確認して伝える必要があります。

採用広報で伝えた環境を、入社後にも実感できるようにする。そのために、導入して終わらず、使われ方や社員の反応を振り返ることが大切です。

採用・定着の課題から、健康経営をご相談ください

「採用しても、長く働いてもらえない」

「人数は増えたのに、社内の会話が少ない」

「女性の働きやすさも含め、今いる社員に合う福利厚生を考えたい」

NSJAPANも、こうした課題を抱えながら、自分たちの働く環境を変えてきました。

ご相談では、社食やコンディション、女性の健康支援、職場環境の取り組みについて、導入の背景や社員の反応、取り組み全体で見られた定着率の変化をお伝えします。自社で試してきた経験をもとに、今の課題に対して何から取り組むかをご一緒に整理します。

サービスの導入が決まっていなくても構いません。必要に応じて、ご紹介可能なサービスについてもご案内します。

入社した仲間が、ここで働き続けたいと思える環境をどうつくるか。まずは、自社で感じている課題からお聞かせください。

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